岐阜県 多治見市 滝呂地区


 

滝呂地区は多治見市の中心部から南東へ約3.5kmに位置する住宅地。
コミュニティの形成をコンセプトとし、地区計画、緑地協定を定めて景観形成のガイドラインとする一方、地域の緑化委員会が実施する活動を通じ、地域全体の協力による景観形成が進んでいる。
生活空間はポケットパークを中心としたコミュニティ単位で形成され、その入り口に当たる部分は領域性が明確となるよう、舗装等に工夫。
また、コミュニティ空間の中は電線類の地中化がなされるとともに、道路に面した部分は地区計画によって擁壁のセットバックが義務づけられており、この部分を植栽帯とすることによって、すっきりとした美しいまちなみとなっている。
樹木の植栽、維持管理については緑地協定を定め、また、地区の居住者により構成される緑化委員会が中心となり美化活動、樹木管理の講習会等の実施、樹木の管理等の基礎知識をまとめた「みどりの便利帳」を配布する等により、市民の手で景観維持に努めている。
出典:www.ur-net.go.jp/press/udc/…/keikan-04.html