先月23日に東京都 渋谷区にて開催いたしました『電線のない美しく安全なまちづくりフォーラム』にて、『無電柱化推進には電力会社の協力が必要である』という声がいくつか上がりました。

 

そこで当NPOは10の電力会社全てに『無電柱化に関する緊急アンケート』を実施させていただきました!

質問は以下の3つについてさせていただきました!

 

1.無電柱化を推進するための課題は何であるとお考えでしょうか?

2.無電柱化に対する御社のお考えをお聞かせください。

3.無電柱化に際して具体的に取り組んでいること(技術・研究開発等)を教えてください。

 

以下の回答をいただきました!

1.無電柱化を推進するための課題は何であるとお考えでしょうか?

まず全ての電力会社様が以下の2つを挙げられました。

○建設コストが高いこと

・掘削を伴うため工事規制の関係上、夜間施工になり、時間がかかりコスト増大。繰り返し工事になる。

・既設埋設物がある場合は移設が必要。

・資材費用が高い(安全性や耐久性を確保するために必要)。

地元住民の理解、協力が必要であること。→

・沿道住宅前の歩道に機器の設置が必要な場合や、狭隘道路など機器設置スペースの確保のため民地提供の必要がある場合がある。

・掘削工事が伴うため、工事規制・騒音が発生する・停電が伴う

 

また北海道では冬季間の寒冷・積雪等の影響により、設置した地上機器が除排雪の影響により、設置した地上機器が除排雪の妨げになることや、地下土壌の凍結により、工事期間が長引くなどの課題もあるようです。

 

(2)無電柱化に対するお考えをお聞かせください。

全ての電力会社様が下記のようにコメントされました。

(道路管理者)、地方自治体、電線管理者の関係者による協議のもと、三位一体で無電柱化に取り組む」とのことでした。

上記のように前向きに着実に無電柱化に取り組むという意見を多く得られました。

 

(3)取り組んでいること(技術・研究開発等)

ソフト地中化方式(街頭一体型変圧器)の採用

(東京電力、関西電力、中部電力、九州電力、北陸電力、北海道電力)

 

脇道の架空設備(柱上変圧器)から無電柱化路線沿道に電力を送電することで無電柱化路線の電力系統をスリム化

(東京電力、関西電力、中部電力、九州電力、北陸電力、北海道電力)

 

また中部電力様は地上設置型機器用の特殊部の小型化にも力をそそいでおられるそうです!