第五回美しい街づくりセミナー(バスツアー)
第五回のセミナーは、街並み見学会と並行して開催しました!
バスの車内で山本理事によって、講演が行われました!
講演内容は、資料に沿って以下のようなものでした!
講演内容を一部要約して掲載しますね!
「海外における景観保護の実際」
◎なんとかしたい街並みの景観
日本に帰ってきて、なんだか違和感を感じた、家はきれいなのにどうして?
その答えは張り巡らされた電柱だった。
日本とは反対に、ヨーロッパでは、人々が快適な生活を送るために美しい景観を要求する権利さえもが確立しているとのこと・・・!
◎アンテナさえも景観を害するという意識が欧州にはある!
アンテナは、景観が悪くなる・・・
その駐車場は殺風景で景観がよくない・・・
その壁の色は景観にあわない・・・
それだけでドイツの国はうごく!景観重視!
日本の電線の地中化率はわずかに3.6%・・・!
負担金やらの問題で地中化はあまりされずに、なんと3.6%・・・!
現在のペースでこのまま地中化が進むと仮定すると、日本がドイツの1980年ごろの状態に到達するまでに250~500年かかる計算になる・・・。
がんばれ日本!わが国の経済力を考えれば、欧米なみに地中化することはたやすいはずだ!
◎電柱、電信柱のないニュータウンも登場
まだまだ稀ではあるが、住宅地でも地中化が広まっている!
電線の地中化には莫大な費用と時間がかかるのであるが、これはビッグビジネスにも発展する要素がある!巨大なマーケットをめざして、電線地中化機材の開発や、最適な工法の検討などが今後促進されることを期待したい!
◎ごみの収集も有料化すると街並みが綺麗になる!
ゴミの収集にお金をかけることで、清掃業者も潤いまた親切になる!
実際のドイツでは、そこからいいサイクルが生まれて町は綺麗になっている!
日本のように見えるところにビニール袋の山などを見ることはない、日本も見習うべきだ。
「ドイツにおける電線地中化工事の様子」
「簡便な電線地中化技術の必要性」
ちなみに、山本理事はドイツに数年住んでいた経歴を持ち、
ドイツにはすごく詳しいのです!