第六回美しい街づくりセミナー

『失われた景観-戦後日本が築いたもの-』


今回は、関東方面で初のセミナーとなります!

 第6回は、『失われた景観-戦後日本が築いたもの-』『〈景観〉を再考する』などの著書があり、景観に関する造詣の深い、東京大学大学院教授の松原隆一郎氏に、電線類地中化を取り巻く問題をお話しいただきます。

 

○講師紹介○
松原隆一郎先生 (まつばらりゅういちろう)
1956年 神戸市生まれ。
東京大学工学部都市工学科卒、同大学院経済学研究科博士課程修了。
東京大学大学院総合文化研究科助教授を経て現在は同教授。
専攻は社会経済学、相関社会科学。
著書には『消費資本主義のゆくえ』(ちくま新書)、『失われた景観』(PHP新書)、『分断された経済』(NHKブックス)、共著に佐伯啓思との共編『共和主義ルネッサンス』(NTT出版)などがある。

 

プログラム
◇電線地中化問題
電線と景観
地中化事業はなぜ遂行されたか
行政の対応―「電線類地中化計画」
進捗しない地中化
膨らむ市民の意識
市民が景観に不快感を表す二つの理由
「欲しいものが欲しい」気運
電線地中化の費用負担
事業者のとまどい
日本で地中化されなかった理由
突破口?景観に注目する政界
費用負担方式の再検討
現状--官界での認識の変化
東京都の方針と成果
電線類地中化の将来
日 時:2008年7月3日(木)
18:00~19:30 (受付17:30~)
会 場:大和ハウス工業東京ビル 2F大ホール
東京都千代田区飯田橋3丁目13番1号
TEL:03-5214-2111 FAX:03-5214-2109
会 費:一般1,000円、会員・学生500円
(資料代として)
懇親会:19:45~21:00(費用 3,500円程度)