第4回“無電柱化”異業種交流会

<スピーカー>

 

◇冨山 久男氏・・・大阪府 総合計画課 企画推進部 副主査

 

 

 

<テーマ>

 

◇「大阪府の電線類地中化推進について」

 

~行政の方の意見を聞ける貴重な機会です!~

 

 

 

日時:2011年1月27日(木)

 

19:00~20:30 (受付18:50~)

 

 

会 場:大和ハウス大阪ビル 22階 OB会ルーム

 

会 費:NPO会員 無料、一般1000円、学生500円

 

懇親会:20:45~ (費用 3,500円程度)

 

 

●講演内容●
①大阪府の無電柱化に向けた体制 a)道路づくり→交通道路室 b)街づくり→

市街地整備課、総合計画課
冨山様が所属されている総合計画課は、地中化に関してNTTや関西電力との交渉・調整役を行っている。
②電線類地中化に関連する法律 a)道路法36条 →水道、電気、ガス事業等の道路占有物については、道路管理者は許可を与えなければならない。
b)大阪府道路許可基準 →電柱の設置を認めない。電線等は、極力地中化せねばならない。
大阪府の基準で電柱の設置が認められていないが、道路法36条があるため、電柱が新たに立てられている。
③大阪府の今後について 中長期的な戦略 →条例改正で守る地域を考えなければならない。
しかし、府民の意識や機運が景観に関しては低い。 府内でも、市町村でも景観向上の為に、「無電柱化」という方法があることに気づかない。 お金がかかるから、という理由で、効果

を正しく評価していないのが問題だ。
これを改善するために、 ・無電柱化のシミュレーション ・地価の向上が期待

される などで意識を変える必要がある。

今後、景観を意識した都市づくりが広がっていくのではと思う。
④最後に 最後に冨山様から、電線類地中化を推進する為の5つのアイディアが提案されました。
まだ公表できないものもあるとのことで、ここでお知らせできないのが残念ですが、
・環境対策と併せた無電柱化の推進

・目的税の導入
・道路占有料を明確に
などがあります。
行政の方も、電線類地中化に関して、積極的に推進すべく考えておられることが分かりました!