先日メルマガに掲載した記事なのですが、
サンディエゴ市の無電柱化について興味深い記事を発見したので紹介します!!
今後も面白い記事を掲載していくのでまだご購読されてない方は是非ご購読ください(‘-‘*)

 


 日本は他国と比べて無電柱化が遅れているというのは良く言われています。では、外国では実際にどのように地中化が進められているのでしょうか?今回、アメリカのサンディエゴ市を例に見ていこうと思います!

<サンディエゴ市のとは??>
 サンディエゴ市はアメリカ西部のカリフォルニア州にあり、人口は約135万人、面積は964.5km2です。

<無電柱化~今までと今後の計画~>
この市での電柱類地中化は1970年から行われており、現在では毎年15マイル(約24km)のペースで工事が行われており、今後は年30-35マイル(約48-56km)のペースで事業を進める予定だそうです。市では住宅地を含め、全ての電柱を地中化しようと考えており、残りは1000マイル(約 1600km)で後50年ほどかかるそうです。 

<無電柱化~費用面~>
 この事業のために、毎年5400万ドル(約55億円、1ドル=102円計算)もの費用が使われています。計算してみると、1kmあたりの費用は約2.2億円であり、東京都で公表している1kmあたり約5.6億円よりもかなり安いことが分かります。ではこの費用はどこから調達しているのでしょうか?州の資金を活用する!というのはもちろん、2003年からは市民の電気料金に上乗せしているそうです。

参考:
・THE CITY OF SAN DIEG 「Overview/History」
http://www.sandiego.gov/undergrounding/overview/index.shtml
・THE CITY OF SAN DIEG 「Schedule」
http://www.sandiego.gov/undergrounding/schedule/index.shtml


インターン生 佐藤