所在地 茨城県つくば市松代
事業者 住宅・都市整備公団
戸数 11戸
実施年度 1997年4月
北米のコミュニティ感覚を楽しむ暮らしがテーマで、阪神の震災で再認識させられた近隣の絆を培う共有スペースを積極的に位置づけ、戸建ての集合団地として計画。海外資材を活用したゆとりのある低廉な住宅づくりと、北米の住宅地の雰囲気を感じさせるまちなみの実現をめざしている。
コミュニティ意識を高め、質の高い管理を行なうために、専有地以外はすべて共有。コモン広場には、パーゴラや井戸(手押しポンプ式、雨水利用)、砂場、シンボルツリー等を設置。舗装材は、道路の車道部分をインターロッキング、それ以外の部分やコモン広場、各戸の駐車場(街区内道路に面する1台分)は植生ブロック、宅地内の芝張りの庭とつなげる。宅地面積197m2~234m2。住宅面積117m2~135m2。電線類全面地中化(共有地内)している。
参照・引用 https://www.machinami.or.jp/contents/search/search_japanese_detail.php?mid=9016
参考文献 『日本のコモンとボンエルフ 工夫された住宅地・まちなみ設計事例集』 (著 住宅生産振興財団編 日本経済新聞出版社)