こんにちは!今夏のインターンに参加している原です!
インターン生が繋ぐリレーブログも第四弾に突入しました……!
今回はインターン生として参加している原が、NPO無電柱ネットのHP記事「無電柱化とは」を読み、気になった3点をまとめてみました!
1点目:パリ・ロンドンでは戦前から無電柱化率100%はなぜ!?
世界と日本の無電柱化率推移についての図から、パリ・ロンドンでは戦前から無電柱化され、地中化が標準なことが分かります。対して東京都は1990年代で3%、2010年代で7%しか進んでいません。
※2024年現在でもわずか8%台です。
この差はその国ごとの時代背景が関与していると思います。そして、日本人は電柱が当たり前な生活を送ってきたために、無電柱化への意識が低いのかもしれません。
私自身も今まで電柱の有無に注目したことがありませんでした。
しかしこのインターンをきっかけに、普段の生活や今注目のパリオリンピックで、パリの町中の風景を意識して見てみようと思います。
2点目:無電柱化の課題
無電柱化やればいいじゃん!と思っていても無電柱化を進めるためには課題がいくつもあり、なかなか進めないのが現状のようです。
特に、国土交通省による「無電柱化事業で最も苦労した点のアンケート」では「電力会社・通信会社との調整に苦労する」の回答が約6割という数字に驚きました。
無電柱化することにメリットを感じても時間・コスト・人手を考えると今の電柱のままでも良いと考えてしまうのかもしれません……。
そんな考えを変えるには、無電柱化を進めるには今ある課題に向き合い、時間短縮・低コストそして円滑な電力会社・通信会社との調整が必要だと感じました。
3点目:電柱と災害
今年1月1日石川県能登半島で大規模な被害がでました。他にも日本は地震や台風などの災害に見舞われることが多く、防災意識を高める必要があります。そしてその一つとして、電力供給が絶たれないことは重要だと思います。
災害に強い無電柱化は私たちの命を、生活を守ってくれる。そんな可能性を秘めていると私は思います。
※電柱・電線撤去作業は、道路管理者(土木業者)では対応できないため、電線管理者の協力が必要不可欠であり、電線管理者の作業待ちが発生してしまいます。
この事実は、一般には知られていませんが、周知しておきたい事柄です。
以上が「無電柱化とは」を読んで私が気になった3点です!
無電柱化を進めるために私にできることは何かこのインターンで見つけ、より多くの人に知ってもらう企画を考えたいと思いました。
最後に、「無電柱化とは」の記事へ飛ぶリンクを貼っておきます。ぜひ皆さんも読んでみてください‼