大和大学政治経済学部2年生の松本晴夏です。
NPOの活動の一環として、私は現在(株)ジオリゾームでインターン生として4週間様々なことを学ばせていただいています。
今回、NPO事務局でも勉強させていただき、ホームページに投稿させていただきました。
ところで皆さんは無電柱化という言葉を聞いたことはありますか?
私は、たまたまつけたテレビ番組で
東京の街を紹介していた際、街の住民が口を揃えて
「この街は無電柱化でとても美しい街だ」と言っていたことで
無電柱化について興味を持ち
このインターンに参加しました。
(株)ジオリゾームは無電柱化を推進している会社です。
現在、日本では電柱は地上にあるのが普通ですが
それによって実は様々な被害が出ているのをご存知ですか?
例えば阪神淡路大震災の時、電柱が街のあちこちで倒れたことによって救急車や消防車が目的地まで着くことができず多くの命がなくなりました。
ほかにも、私たちの身近な生活の中で
車椅子の方やベビーカーを押されている方は
狭い歩道に電柱が立っていることによって通れなかったり、他にも電柱を避けて通ることによって対向車とぶつかってしまうといった最悪のケースも起こっています。
こんな事故を未然になくす方法が無電柱化なのです。
無電柱化によって、車椅子やベビーカーを利用されている方にとって心地よい
バリアフリーの街をつくることができます。
また、地震が起こった際も無電柱化が推進されている街の方が被害は少なく災害に強い街づくりを作ることも可能であります。
さらには、電柱がないことによって景観は格段に良くなります。
現在、大阪府は2025年の万博誘致に名乗りを上げています。万博誘致のライバル国であるパリは無電柱化率100%です。
2025年に大阪万博誘致するためには、安心安全の美しい日本の街をアピールしなければなりません。
そのためには、無電柱化は一つの手かもしれないとこのインターンを通して感じています。
残り少ない期間ですが、インターン生として
学ばさせていただけることは全力で学び吸収していきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。