日時:令和 5 年 5 月 31 日(水)13 時~15 時
場所:オンライン
内容:1.今年度の活動内容説明
〇〇〇2.低コスト新技術の募集について
〇〇〇3.応募技術の実用化へ向けて
〇〇〇4.メーカーからの意見聴取
〇〇〇5.その他
〇〇〇6.次回の予定

1.今年度の活動内容説明
活動頻度:2 か月に1度のペースで開催する。
課題:新技術をどう募集するか。
〇〇:新技術をどのように広げていくか。

2.低コスト新技術の募集について
➀現状募集状況
・随時募集を懸けてるが現在なし。
・応募しても商品採用にならないので断念する企業が多い。
・NPO 以外からの応募がない。
➁新技術の募集をどうする
(無電柱化推進展について)
・無電柱化に興味を示す人が少なくなった。
・今年の無電柱化推進展に参加する企業が更に少なくなった
・展示会は電線共同溝工事で電線管理者の認める製品
が中心で新技術展示は、年々少なくなり参加企業が
減ってる。
⇒出展していた企業も費用対効果がなければ、新技術も提案してこない。(電設工業展は)
・電線管理者主体の展示会のよう思えるので出展している企業に声がけして新技術募集をしたらどうか。
⇒電化製品で新しいものは出ているが、スケールとしては小さなものになり、声をかけづらい。
(NETIS 登録を条件にして募集をしたらどうか?)
・募集内容も低コスト推進 WG で議論している電力・通信 SWG のテーマ-に沿った内容で募集をかける。例えば特殊部統一化に関するものの募集をかける。(低コスト推進 WG で新技術の具体的な検証試験がでるようになれば応募する企業が増えるのでは?)
⇒実験する機会があれば是非立ち会いたい。(委員の意見)
⇒海外では当たり前の技術が国内ではハードルが高いので、結果、断念するしかないのが現状か?

3.応募技術の実用化へ向けて(1)
Q1前回の会議でNTTインフラネットさんから小型ボックスの資料請求を井上氏にされていたが、その後は?
A1まだ回答・アクションはいただいていない
Q2前回の会議や低コスト WG でもあげられたが、いきなり新技術を取り上げるといっても、実証実験や実績を伴わないと使えない。実証実験といっても採用が確約できない製品にコストをかけることが難しいというジレンマがある。
■電線管理者の新技術の実用化に向けての考えかたについて
・送配電網協議会では、電力 10 社が共有して使用し、コスト縮減できるかを協議し、仕様の統一、ケーブルの統一を図ったりしている。が、地元企業とのやりとり、施工方法の違いから全て統一することは難しい。特殊部は地域によって工事の仕様が違うので全て統一は難しいが、グルーピングはできそう。電力 10 社で、引き続き協議はしていく(電力 SWG 委員)
・新技術、新製品に関しては、売り込み、切り込んでいただけると、検討した上で販路が広がるのでは。よい製品だったら検討するという 10 社共通認識はもっている。各電力会社の機材を扱っている部署に連絡いただけたらつながるので(電力 SWG 委員)
・通信は電力会社と違って 2 社ではあるが、共通認識はもっている。新技術の導入に関しては電力と同じ姿勢(通信 SWG 委員)
3.応募技術の実用化へ向けて(2)
■新技術の角型 FEP について
Q1FEP 管が地域によっては採用されない。採用を決めたが、見送られたりしている。
・当初採用された製品が途中で切り替わるというケースは個人的にはいままでない(民間 SWG 委員)
・接続部での欠損の問題(折れ曲がってしまった)や土被りの際の欠損などが、問題になったケースがあったが、メーカーさんの問題解決に向けた取り組みや、施工時の習熟による解決などで、徐々に解消に向かっている。折れ曲がりの問題など、今後も検証しながら課題解決に取り組んでいきたい(電力 SWG 委員)
・直轄国道で掘削幅が 15cm くらい違うだけで施工状況がだいぶ改善される(民間 SWG 委員)
・角型 FEP は種類も多く、きちんと試験しているところとしていないところで大きな差が出ている(民間SWG 委員)
・ECVP 管は通線しやすいし、曲がり安い。FEP 管を採用するためには、電力・通信さんがこれを使うのに納得させるところまでもっていかないといけない(民間SWG 委員)
■新技術の電力管 ECVP について
Q1CCVP 管から低コスト改良された ECVP 管への移行がうまくいかずに、供給不足で CCVP 管を使っているという意見もあるが。
・ECVP は関東地方を中心に多くの採用をいただいている。製品納入に関してはご迷惑をおかけしています(メーカー担当者)
Q2北海道の現場で、施工時に間に合えば、ECVP 管を使いたかったところがあった。ECVP 管は「電線共同溝マニュアル」に載っていない。ネックになって
いる(民間 SWG 委員)
・合意形成ガイドには ECVP 管が載っている。
■実用化に向けての意見
・NETIS 登録の実証に数千万かかるケースがある。助成金やサブスクを利用するなどして企業が押通して行けるのか?
・新技術も既存技術と同じで、最終的な管理は電線管理者になってくるので実用化は慎重にならざるを得ない。

4.次回の予定
・8 月1日 開催を予定